変化を恐れる人がいます。変化をするということは自然の摂理であり、全てのものは遅かれ早かれ移り変わっていきます。街並みもそう、食文化もそう、ファッションもそう、そして仕事においても、住まいにおいてもそうです。伝統文化においてさえ、すこしづつ、すこしづつ変化していきます。
あなたがどんなに美しい肉体を持っていても、歳月とともにそれは変化をしていきます。人の心においてもそう、年齢とともに時代の流れとともにあなたの心の捉え方も変化をしていきます。
逆に変化をまったくしないで人生を過ごすことは不自然であり、自然の摂理に反します。本来ある流れや状態に逆らって生きると、どこかで無理があり遅かれ早かれ歪みが生じます。
もしも今、あなたのこころに歪みがあるとすれば、それは本来ある流れに沿っていない生き方をどこかにしているものがそこに、歪みというものを生じさせたのかもしれません。
逆に本当の美しさとは、みごとに変化をしていくことなのかもしれません。肉体においても、心においても、あなたのこの世で生きた歳月とともに、時代の流れとともに、それに沿って変化をしていく。
日本語には「美しく歳を重ねる」という表現があります。
今のようにインターネットがなくても、昔の人は真理を美しくみごとに理解している。どの時代の人も立派にその時代を生きたんだなぁ〜と感じてなりません。
つづく。